2010年 お修理書き込み 第1弾!!
お晩です。
年始からばたばたとしておりましたら、、
なんとあっという間に1ヶ月が過ぎようとしているではありませんか!!
うーん。早い。
しかし年頭挨拶だけで1月のブログが終わっては困ると思い、
只今必死に書き込んでいるわけです。
何をそんなに忙しくしていたかは、
追々ご説明するとして。
今回は早速お修理をご紹介したいと思います。
今回はこちらのお靴!!
これが、 こんな感じに!!
今回のお修理はトリッカーズもどきのブーツをお直ししました。
弊社の事を雑誌等で見て頂いたお客様はお分かりになるかもしれませんが、
この靴は私の私物でございます。
Meets Regional別冊の『東京の手仕事』で弊社をご紹介頂いた時に載ったお靴です。
詳しくはこちらを、
http://www.konigdermeister.com/archives/49
この靴は私が大学時代に買ったブーツです。
トリッカーズが欲しかったのですが、、、お金が足りなかったもので。
これは一度自分でダブルソールのオールレザーでお直しをしていました。
それを今回はダブルソールの、Dainiteソールでお直し致しました。
自分の靴でDainiteソールを試した事が無かったため、一度やってみたいと思っておりました。
やはりレザーと比べるとグリップ力も高いですし、
クッション性もいいです。
思ったより、裏のポイントがしっかり感じられるなあというのが履き初めの印象です。
雨の日にはいいですね!!
今回のお修理にはもう一つポイントがありまして。
それは水洗いです。
大学時代から履き続けていたため、ずーっと汚れが溜まった状態で履いておりました。
晴れの日も、雨の日も、、、
日本の南から北、海外旅行にも連れて行きました。
そんな汚れをリフレッシュしたのがこちら。
水洗いを終えて、乾燥した状態です。
これにあるものを加えると、
こうなります。
違いがお分かりになりますか??
実は右足にはデリケートクリームで栄養分を補給してあり、左足は洗ったままの状態なのです。
こう見比べて頂ければ、
いかにデリケートクリームが革に影響を与えるかがお分かり頂けると思います。
右足の方は、水分、栄養分と油分が加わり、しっとりとして、しらっちゃけた色までも復活しています。
これにしっかりと乳化性クリームで補色、艶を与えれば、
ぴっかぴかでございます。
この子は今でも私の足下を支えてくれております。
ガンガン履いております。
雨の日も履いております。
そろそろまた手入れの時期ですかね〜