König der Meister 渋谷 靴修理

お修理日記, ブーツ, レディース修理

CELINEスエードブーツだって水洗い!!

お晩です。

 

最近の天気は本当に落ち着きませんね・・

4月の後半であるにも関わらず、3月前半の気温しかなかったり、

そう思っていると突然夏日になってみたり。

 

本当のどんな服装をしていいやら。

ここ数年、同じ事を申し上げておりますが、

本当に春がなく、冬から夏への移行が年々早まっている気がしてなりません。

 

そして気温とともに、最近は天候も変わりやすい気がします。

うーん。

亜熱帯・・・?!?

本日もまた夕方からざっと雨が降りましたよね。。

 

そんな突然の雨にうたれて、

 

こんなになってしまった靴でも、大丈夫です!!

 

 

これが、                 こんな感じに!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日ご紹介する修理靴は、CELINEのスエードブーツです。

 

雨に濡れてしまったまま、下駄箱にしまわれてしまっていたそうで、

革もカピカピになってしまっておりました。

雨の中歩かれたようで、底の部分から水で吸い上げられた汚れが、

つま先から靴の側面に向かって目立つようです。

 

今回はブーツを丸ごと水洗い致しました。

まずはしっかりアッパーに水分を含ませます。

そして表面についている汚れを取り除きます。

 

その後、スエード用のシャンプー(溶剤)で、

しっかり泡立つようアパーを洗っていきます。

ここで革の中に浸透した汚れまでもとるよう、

入念に泡立てます!!

 

最後に溶剤が革に残らないように、しっかりと濯ぎます。

 

洗う行程はここまでですが、ここからも重要な行程が続きます。

 

水で濯ぎ終えた靴を今度は乾かしていきます。

ここで重要なのはしっかりと水分を抜く事と、

型くずれしないよう注意する事です。

 

靴に合うシューツリーがあれば良いのですが、

そうしたものがない場合は、形が整えられるよう、

新聞紙をしっかり靴の中に詰めます。

その状態でアッパーをタオル等でたたき、水分をとります。

 

ある程度時間がたつと、中の新聞紙にも湿り気がでてきます。

そうなった場合は新たな新聞紙を詰め、またタオルで乾かします。

これを繰り返す事で、内外両側からなるべく早く水分を抜きます。

 

ある程度乾かす事が出来ましたら、

新たな新聞紙を内側に詰めて形を整えます。

そして、風通しの良い、日陰で乾燥させます。

この状態になっても、数時間に一度内側の新聞紙の湿り気を確認して下さい。

こうする事でカビが生える事を防ぎ、早く靴を乾燥させられます。

 

雨に濡れてしまった靴を乾燥させるのも、

ここまでの方法を参考にして頂ければと思います。

 

最後の行程は、しっかり乾燥した靴を染色、保湿、防水します。

 

水洗いをしますと、革から染料がでて、色褪せてしまいます。

その分の色を染料を使用し、補います。

その後、起毛革用のスプレーで栄養分を補給し、柔軟性を与えます。

こうする事で乾いた後のカサついた毛並みを、しっとりさせられます。

最後に防水スプレーを拭く事で、撥水性能を与えます。

 

市販のスエードスプレーで、補色、栄養補給、撥水機能を与える事も出来ますが、

弊社では、それぞれに適した別個の溶剤を使用しております。

 

毛並み、形共にかなり良い状態に戻せたと思います。

 

大切なお靴が水浸しに・・・

なんてお困りのお客様は、是非とも一度ご相談下さい!!

 

それにしても、春めいた日々が続かないかなあ〜

 

2012年04月25日 (水曜日) 23:05:15 by IdeeK

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